治療

手掌多汗症の手術方法|手汗を治療は後悔することが多いってほんと!?

投稿日:

「ひどい手汗は手掌多汗症の手術で治ると聞いたけれど、いったいどんな手術なの?」

と手汗の手術についていろいろ知りたいあなたのために、ここでは手掌多汗症の手術について手術方法やリスク、そして実際に手汗の手術をうけた人の声をご紹介していきます。

さらに手術にかかるおおよその費用や手汗の手術を受けるほどの状態なのか手汗のレベルチェックもあわせてご紹介していくのでぜひ参考にして見て下さいね。

手汗のレベルと手掌多汗症の手術方法と費用について

 手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)とは、手のひらから異常に汗が出る病気のことでその治療方法のひとつとして手掌多汗症の手術(胸腔鏡手術 ETS手術)があります。

まずは、あなたの手汗は手掌多汗症の手術を受けるほどのレベルかをチェックしてみましょう。

手汗のレベル

 手汗は誰でもかきますが、手のひらが少し湿った状態から手汗が飛び散るほどの状態まであります。

そこで治療の判断をしやすくするために目安として、手汗は大きく3段階のレベルに分けられています。

レベル1・・・手のひらをさわると少し湿った感じがして汗ばんだ状態

レベル2・・・手のひらを見ただけで汗をかいていることがわかり手に水滴も見える状態

レベル3・・・次から次へと手のひらに水滴ができて、したたり落ちるほどの汗の状態

このように数字が大きいほど手汗の症状はひどいことを表し、手掌多汗症の目安はレベル2・レベル3です。

手術適応の目安も同じですがきちんと医師の診断のもと手掌多汗症の治療方法が決まります。

手汗の目安がわかったところで、さっそく手掌多汗症の手術がいったいどのような方法で行われるのかをご紹介していきますね。

手掌多汗症の手術方法

 最近注目され行われている手掌多汗症の手術は、胸部交換神経遮断手術の内視鏡手術(ETS手術)です。

手掌多汗症は交感神経の機能が通常の状態よりも高ぶるために、多量の手汗をかいてしまうのが原因ですから、手術によりその神経の動きを止めて汗を出にくい状態にしてあげます。

一般的なETS手術の手術方法は、まず全身麻酔で行います。

それから腋(わき)の下皮膚1カ所1㎝前後(病院によって2~3㎜2.3カ所)あけてそこからカメラのついた細い管(内視鏡)を入れモニター画面を見ながら、背骨近くにある交感神経を見つけて遮断します。

交感神経は左右両方の切断が一般的ですが、片方のみと言う病院もあります。

また入院日数も2泊3日の病院もありますが日帰りの病院もあるのでいろいろと調べて見ることをおすすめします。

手術費用はどれくらいかかるのか

 手掌多汗症手術の費用は保険適用になります。

保健の種類にもよりますが、費用はだいたい11万~15万程度が一般的です。

また高額医療費支給制度が適用になります。

申請手続きをすることで費用が自己負担限度額までにとどめることができるので、もう少し安くなる可能性もあります。

病院または健康保険の保険者に問い合わせをしてみましょう。

手術のリスクや後遺症について

 手掌多汗症の手術にはリスクと後遺症があります。手術前に必ず医師から説明があるはずですがここでもご紹介していきますね。

代償性発汗

多汗症手術後に30~70%近くの人たちが程度の個人差はありますが、代償性発汗

を経験しています。

代償性発汗とは手汗が出なくなった代わりに、体の他の部分から汗が出る現象でとくに多い場所と言われているのが背中・胸・大腿部です。

多汗症のように常にでているというわけではなく気温の高い日や運動のあとなど、今まで手からでていた汗が違う場所からでると考えていただくとわかりやすいかと思います。

代償性発汗には個人差がありそれほど気にならない人もいれば、衣服を取り替えるほどの汗やある部分にだけ異常に汗がでるようになったケースもあります。

味覚性発汗

味覚性発汗は後遺症として確率的にはそれほどなく、もともと刺激物や熱い物を食べたときに汗をかいていた方はさほど気にならないほどのものです。

味覚性発汗は手術後数カ月してから、熱いものや刺激物などを食べたときに顔から汗がでるもので食事が終わると止まります。

ホルネル症候群 

ホルネル症候群とはまぶたが重たくなる症状です。この神経は手掌多汗症の治療で遮断

するものではないのですが、電気メスを長時間使用することによって熱で影響をうけて

周囲にある神経が傷つきおこる場合があります。

現在は手術器具や手術方法などによりほとんどないと言われています。また症状がでたとしても一過性のものや点眼薬での対処が可能です。

その他後遺症の症例としては、手が乾燥してカサカサになる・ひび割れがおこる・寒い時期に手が冷えるなどの症状が報告されている病院もあります。

また、手術操作そのものによるリスクもゼロではありません。手掌多汗症の手術じたいは難しいものではありませんが、手術をうけるという事はリスクや後遺症がでる確立もある事を忘れないようにしましょう。

次の章では、実際に手掌多汗症の手術を受けた方の声をいくつかご紹介します。

手掌多汗症手術は後悔する人が多いってホント?

 手掌多汗症の手術を受けたあと後遺症はあったのか、後悔はしなかったかなど気になる実際の声を見て行きましょう。

20代女性

小学生の頃からひどい手汗で悩んでいました。手掌多汗症の手術後は手汗におびえることなく生活できています。ただ代償性発汗は、背中・足の裏・太ももの裏側に汗を多くかくようなりました。しかし手汗に比べれば我慢できます。

20代男性

中学生ころから手のひらに汗をかくようになり、いつもタオルを手離せませんでした。手掌多汗症手術をしてからはまったく手汗を心配することがなくなりました。代償性発汗は脚に汗をかくようになりましたが手汗より我慢できます。

30代女性

右片側のみ手術しました。右半分の顔やワキからは汗がまったくでませんでしたが、左半分は汗がダラダラでます。今でも左右の汗の違和感は気になります。あまり後悔はしていませんが、代償性発汗が下半身にでたらたぶん後悔していたと思います。

30代男性

手術後すぐに代償性発汗に悩まされました。腹・背中・太ももに多量の汗をかきひどいときは布団もびっしょりと濡れるほどになりました。手汗は止まって満足はしましたが結局、夏場の通勤途中の大量の発汗に悩み会社を辞めました。

このように、代償性発汗はリスクとしてかなりの割合で起こると考えた方がよさそうです。ただその場合人によって我慢できる範囲からまた別の汗に悩まされるというケースもあります。

手掌多汗症の手術は手の汗が止まる代わりに、別のところが発汗すると言うリスクを

しっかりと頭に入れて医師と相談し決断することが大切です。

 

手掌多汗症の手術は最終手段として考えよう

 手掌多汗症の手術は、手汗の解決策の最終手段です。神経を遮断してしまうともとに戻すことができません。また手汗は止まったものの他のところから大量の汗がでるという代償性発汗のリスクもあります。

後悔しないためにも、まずは病院で手汗の診察をしてもらい医師とよく相談しながら自分の手汗の治療方法を決めていくことが大切です。

-治療

Copyright© 速攻!今すぐ手汗を止める対策まとめ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.