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温熱性発汗のメカニズム|異常に出る汗は抑えれるの?

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発汗機能の1つである温熱性発汗。

体温を下げるために汗を出すこの機能は、高温性動物である私達の体に欠かせない機能といえます。

そんな温熱性発汗ののメカニズムについてここでは紹介します。

温熱性発汗が起きるメカニズム

温熱性発汗が起きるのは、体温の上昇を体が感じたとき。

私達の体はたんぱく質を主成分として構成されています。

たんぱく質は40℃を超える温度でとたんぱく質変性を起こしてしまうので、体を構成するたんぱく質がたんぱく質変性を起こさないように汗で体温を下げる機能のことを温熱性発汗といいます。

汗が出るまでの流れ

温熱性発汗で汗が出るまでの流れは以下の通り。

  1. 外気温や運動により体温が上昇
  2. 脳の視床下部が体温上昇を感知
  3. 体温を下げるよう発汗を促す
  4. 手のひらや足の裏以外から汗が出る

温熱性発汗は、このような流れで起きる発汗です。

温熱性発汗で出る汗に臭いはありません

温熱性発汗によって出る汗は、基本的に臭いはありません。

これは、温熱性発汗によって出る汗がエクリン汗腺という汗腺から出る汗の為、水以外の成分をほとんど含まないからです。

汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2つの汗腺があり、ワキガなどの臭いがある汗を出す汗腺がアポクリン汗腺です。

しかし、場合によっては臭いのある汗となる可能性があります。

温熱性発汗の汗が臭くなる理由

エクリン汗腺から出る汗は通常臭いを発しません。

これは、エクリン汗腺に含まれる成分が約99%が水分だからです。

しかし、何かしらの理由でエクリン汗腺に含まれる成分に脂質やたんぱく質などの他の成分の割合が多くなることで温熱性発汗で出る汗が臭いを発するようになることがあります。

その何かしらの理由というのが

  • 食生活の乱れ
  • 汗腺の衰え

の2つの理由です。

食生活の乱れが臭いを出す原因になる理由

汗は食生活の乱れによって含まれる成分を大きく変化させます。

特に油ものや乳製品など、動物性脂質を多く含んだような食生活をしていることで汗に含まれる成分に大きな乱れを起こさせることになるのです。

汗にたんぱく質や脂質といった成分が含まれていると、その成分を皮膚に住む細菌がそれらを餌にして分解(発酵)をさせます。

汗から臭いが出る場合、汗そのものの臭いではなく、細菌によって発酵したたんぱく質などの成分が臭いのもとになってしまうのです。

汗腺が衰えて臭いを出す原因になる理由

汗腺は働きが鈍ることで汗を出す機能を低下させます。

汗を出す機能が低下すると、使わなくなった汗腺に老廃物をため込む原因となってしまうのです。

汗腺の衰えは主に運動不足が原因でおきる現象です。

適度に汗をかく生活を送らないと、久しぶりに汗をかいたときに臭いを出してしまうことにつながります。

温熱性発汗のメカニズムと臭いの出る原因のまとめ

温熱性発汗は体温を下げるための発汗機能です。

運動をしたり夏の季節などに体温が上昇することで汗が出るメカニズムだと覚えておきましょう。

通常は臭いを発しない汗ですが、室内にこもりっぱなしで汗をかく習慣がなくなれば衰えて臭いを発してしまうこともあります。

また、食生活の乱れで汗に含まれる成分に変化が起きる事でも臭いを発する原因となってしまいます。

温熱性発汗で出る汗自体に臭いはありません。

ですが、汗が出てしばらくしてから臭いが出る場合、あなたの汗腺が衰えていたり、食生活の乱れがあることが考えられます。

温熱性発汗を正常に働かせるためには、適度な運動とバランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。

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